マラリア撲滅募金 有限会社サンライズ | 物流 | 介護リフォーム | 水素水 マラリア撲滅への募金活動

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サンライズでは、国際ミレニアム開発目標である「マラリア撲滅」への募金活動を行なっております。

かつて日本でもマラリアは当たり前の病気でした。戦後の徹底した感染症対策により本州では1950年代、そして最後まで残った沖縄でゼロマラリアが宣言されたのが1962年です。とりわけ沖縄のマラリア制圧は住民の積極的な参加と組織的なマラリア制圧戦略などと、現在も見直すべき要素が多々あります。

マラリア制圧宣言の「経験」を持つ日本の企業だからこそ、地元地域や国内のみならず世界中が明るい未来に向けて歩んでいけるよう、微力ながら力になり続けるというのがサンライズの考えです。

以下「Malaria No More Japan」さまより抜粋

マラリア撲滅募金 有限会社サンライズ | 物流 | 介護リフォーム | 水素水 マラリアとは

マラリアはマラリア原虫という寄生虫によって引き起こされる疾患で、マラリア原虫をもった蚊に刺されることで感染します。

マラリア原虫を持っているメスのハマダラカ(羽斑蚊)が産卵のため人の体を刺して吸血する際、マラリア原虫が体内に侵入してマラリアに感染します。人にマラリアを引き起こす原虫は、熱帯熱マラリア原虫、三日熱マラリア原虫、四日熱マラリア原虫、卵形マラリア原虫、サルマラリア原虫の5種類ですが、人間の命を最も脅かしているのが熱帯熱マラリア原虫と三日熱マラリア原虫です。

アフリカ大陸で多くみられるのが熱帯熱マラリア原虫で、世界のマラリアに関連する死亡のほとんどがこの原虫によるものです。サハラ以南アフリカ以外の地域のほとんどの国では三日熱マラリア原虫によるものが主流となっています。

マラリア撲滅募金 有限会社サンライズ | 物流 | 介護リフォーム | 水素水 日本でのマラリア

日本では古くからマラリアは「おこり(瘧)」と呼ばれて、日本史上も平清盛をはじめ、様々な人物がマラリアとみられる病気で亡くなっています。

明治から昭和初期には、全国でマラリアが流行しました。明治期の北海道開拓のとき、多くの人の命を奪ったのはマラリアでした。

本州では琵琶湖のある滋賀を中心に、福井/石川/愛知/富山で発生しましたが、福井では大正時代に毎年9000~2万2000人以上の患者が報告されました。戦後もアジアから帰国した元兵士の間でマラリアは流行しました。

また、第二次世界大戦時には、マラリア発生地域への強制疎開によって多くの住民がマラリアで命をおとし、「戦争マラリア」と呼ばれる痛ましい事態を引き起こしました。

戦後もマラリアは全国で流行しましたが、徹底した予防・対策をとることで、死者数は激減、1950年代にマラリアの流行は終息し、1963年の石垣島のマラリア終焉記念大会で日本国内でのマラリア制圧が宣言されることになります。現在は国内での感染による発生はありません。

マラリア撲滅募金 有限会社サンライズ | 物流 | 介護リフォーム | 水素水 マラリアは予防も治療もできる

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マラリアは予防も治療もできる疾患です。マラリアが感染するのを防ぐ主要な方法は、媒介する蚊の駆除ですが、そのためには殺虫剤処理(ITN。蚊が蚊帳に触れたらすぐに死ぬように殺虫剤を練り込んである)の蚊帳と屋内残効性殺虫剤噴霧(IRS)という2つの有効な手段があります。

予防接種はまだありませんが、抗マラリア薬を予防に用いることができます。

マラリア流行地へ渡航する際には抗マラリア薬の予防内服によって、血中でのマラリア感染を押さえ込むことで発症を予防します。

また、感染が少なくない地域に住む妊婦に対して、妊娠で初めての検診の後、定期検診時に毎回予防内服を推奨しています。同様に、アフリカの感染伝播が激しい地域に住む乳幼児にも、定期の予防接種と並行し予防投与することを推奨しています。

マラリア撲滅募金 有限会社サンライズ | 物流 | 介護リフォーム | 水素水 ゼロマラリアを目指す

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©︎UCSF: Shrinking the Malaria Map

未だにマラリアで2分に1人の割合で子どの命が失われていますが、一方、過去15年間におけるマラリア対策は公衆保健の歴史上これまでにない大きな成果をあげています。

国連の推定によると620万人以上の命が救われ、マラリアで命を落とす子どもの数は50%以上削減しました。

今まさに、一度は不可能だと思われた、マラリアをこの世の中から無くすことを達成するチャンスが訪れたのです。